11月4日のコンテストに向け、今週から再始動し食事もリーンな減量食へと
戻しておりますが、8月のJPCナショナルズに向けての調整で感じた事や反省点を
踏まえ、少し内容を変えて取り組んでみようと思います。
まずは糖質の摂取について。
前回は玄米90g、さつまいも200g、井上スペシャル(オートミール50g+バナナ小1本)の
いずれかを朝・昼の計二回。
その後は一切摂らないという内容だったのですが、トレーニング前は明らかにカラダが
重く、ファインラボのHMB+EAAとファイナルバーンを摂取することで多少は緩和される
ものの、もはや気持ちでトレーニングの強度を保っているような状態でした。
とはいいつつも、実際には現在のエネルギーが十分に蓄えられた状態でのトレーニングと
比べて強度や質の違いは歴然です。今思えば明らかに強度は低下していたと思います。
ウェイトトレーニングによって体脂肪を燃焼させるには刺激の強さと、その刺激によって
分泌されるホルモンが重要だと認識していますので、高い強度でトレーニングを行うために
トレーニング開始前にエネルギー源となる炭水化物を摂ってみようと思います。
トレーニングは最終のお客様のサポートを終え、10分~20分後には開始するので比較的
高GIで吸収の早い糖質食品のジャガイモを選択。
少し前までは運動前は低GI、運動後は高GIの食品が適していると言われていましたが、
ここ最近の研究では運動前の糖質補給も高GI食品から摂った方が高い運動パフォーマンスを
発揮するという結果が出ています。
イメージしてみても1時間ほどのトレーニング直前にさつまいもや玄米などの繊維質が多く
消化・吸収に時間のかかる食品を食べてもそれらが実際にエネルギーとしての役割を
果たすのは既にトレーニングを終えてからでしょうね。
理想はファインラボから出ているヴィターゴのような超高速で消化・吸収され即、エネルギー
として働くサプリメントなのでしょうけれど、明らかに効果をあげるものは最後の切り札として
とっておくのが僕のやり方です。
次に脂質の摂取について。
こちらは、なんと6月くらいからほとんど摂っていませんでした。
理由としてはコンテストに出始めた頃からずっとその方法でまずまず仕上がった状態を
つくれていたので、無難にその方法を行ったわけですが現在のカラダは出始めの頃と
大きく異なるので、それに応じて食事内容も変化が必要です。
これも、コンテスト終了後に色々と食べてみて分かったことですが、脂質をある程度摂取した
ほうが明らかに筋肉の張りが良いです。
また、脂質にも様々な種類がありLDLコレステロールを低下させたり、エネルギーとして
燃焼されやすく、体脂肪として変換されにくいカラダにとって有益な脂質もあります。
それはナッツ類、オリーブオイル等から摂れる植物性の脂質や青魚やサーモン等に
含まれる脂質。
ナッツやオリーブオイルも好きですが、青魚やサーモンには魚油のみならず良質な
タンパク質まで摂れてまさに一石二鳥の食品なのでこちらを選択。
具体的には朝・昼・夕に鯖、もしくはサーモンの水煮缶を1個ずつ食べます。
水煮缶は原材料と食塩しか使用していないもので他に余分にカロリーが重むようなものが
添加していない為、減量中は最適ですし調理する必要も無いので大変便利です。
変更点は以上の炭水化物の摂取タイミングの変更と、脂質摂取の追加の2点。
1日の食事内容を具体的に記すと以下の通りです。
6:00 ホエイプロテインピュアアイソレート50g
7:00 鶏の胸肉300g サーモンor鯖の缶詰1缶 野菜・きのこ・海藻類を好きなだけ
12:00 鶏の胸肉300g サーモンor鯖の缶詰1缶 野菜・きのこ・海藻類を好きなだけ
17:00 ホエイプロテインピュアアイソレート50g
21:50 ジャガイモ150g前後
23:00 ホエイプロテインピュアアイソレート30g
23:10 鶏の胸肉300g サーモンor鯖の缶詰1缶 野菜・きのこ・海藻類を好きなだけ
24:30 ホエイプロテインピュアアイソレート50g
前回のカーボディプリートの際、僕の場合糖質を摂取しなくても比較的平気に活動できますし、
普段からもあまり糖質食品への欲求が少ない事が分かったので以前まで摂取していた
タイミングの朝・昼は様子を見ながらカットしてみて、明らかな倦怠感やカラダが萎んだ感覚を
味わったらまた内容を調整してみようと思います。