福岡のスポーツジムSPORTIA「マッスル井上のブログ」

今週の水曜日にようやくギプスがとれました。























途中、足首の角度を変える為に３段階に分けてギプスを作って頂いたものの

その固定期間は合計で実に４週間。


最後のギプスを切ってもらった際にはなかなか濃厚な香りがしたので、

切ってもらった看護士さんに、「とんこつスープみたいな臭いがしますねぇ」

と冗談で言ったら冷たく「しません」と言われました。



さて、ギプスが取れたらその日からリハビリが始まりました。


内容は理学療法士さんに施術やサポートを施してもらいながらの足首底背屈の

可動域訓練やタオルを指で掴みながら寄せていく、いわゆるタオルギャザー。


タオルギャザー・・・

専門学校でスポーツ障害の授業でリハビリエクササイズとして学びこの職業に

就いてから現場でしばしば行って頂くこともありましたがまさか自分がする

ことになるとは・・・


しかも、長期間ギプス固定をしていたせいで指の神経系が鈍り結構難しい・・・

なるほど、実際に経験してみてこのタイミングに必要な良いエクササイズと納得です。


足首の角度は現在自力で作れる角度が９０°あるかないか。

理学療法士さんに施術して頂き、訓練後で９０°を０°とした場合、そこから５°程度。


ですので歩行は３０センチ程の歩幅でしか歩けず、スクワットに至っては５センチ程

しかしゃがめないという状態です。


実際にこの状態を体感して正直退院は少し早かったかなとは思いましたが、以前から

ギプスが取れるのを退院のタイミングの目安に考えておりましたし、普段の生活へ戻る

のも社会復帰の為のリハビリの一環と考えて本日退院して参りました。



病院は退屈と言えど、ところどころに手すりがあったり階段の代わりに緩やかな

坂などのバリアフリーが施されており、なんだかんだで怪我人にとっては過ごし

やすい快適な環境です。これも怪我をして初めて体感し、ありがたく思いました。


しかし、病院から出ればそうもいかず、その環境に少しずつ慣れていかないと

いけませんからね。


怪我はギプスが取れてリハビリが始まってからが勝負ですね。


焦らず、かつ出来る限りの事を尽くして確実に治していきます。